スーパーマリオブラザーズ
(任天堂)
1985年発売(ROM)

世界でもっとも売れた怪物ソフト。

ファミコン直撃世代でなくてもこのゲームは知っている人が多い。

後にこの手の横スクロールアクションゲームを「スーパーマリオ」タイプと総称されるワールドスタンダードである。

Bダッシュなどに代表されるその操作性はやるものを虜にしている。

ぜん8ワールドを世界中の子供たちが夢中になって冒険した。

後に同じ任天堂の「テニス」と掛け合わせて幻の256面なる裏技も登場。

スーパーマリオやテニスをさしてそれを電源をはいったまま引っこ抜く

その荒業にファミコンを壊す人も多数出現するなどちょっとした社会現象もおきた。

なおファミコンクイーンあすか第五話に登場する999面はこれが元ネタ。

無論実際にはありえないフィクションである。

さてこの初代スーパーマリオブラザーズはファミコンだけのものではなかった。

ハドソンからPC8801用に

「スーパーマリオブラザーズスペシャル」

という名前で移植もされている。

しかしファミコンのようなスムーズなスクロールはせず

画面の端に行くと次の画面に切り替わる変な方式を採用しており

画面が切り替わると同時にそこにクリボーがいて即死するプレーヤーが多発。

改めてアクションはPCよりファミコンの方が有利ということを知らしめたりした。

現在はゲームボーイアドバンスにも移植されいわばプレステチルドレンといわれる今の世代のゲーマーにもその存在を知らしめている。

僕らはマリオと一緒に強くなる!

かつてマリオにつけられたキャッチフレーズは今も脈々と生きつづけている。