あすかコラム

第2回「あすかの原点について考える」

ぶっちゃけた話あすかは一から考えた完全オリジナルではない

あすか誕生までに数多く存在した「ゲーム漫画(ファミコン漫画)」が源流である。

その中でも色濃く受け継いだ物が「ファミコンロッキー」である。
そのファミコンロッキーの源流がゲーム漫画の金字塔「ゲームセンターあらし」。

この二つがあすかの話を作ったと言ってもよい。

さてこの「あらし」、「ロッキー」、「あすか」には共通点がある。

この3タイトルは連載当初、割とふつうのプレイをしてて、現実的な漫画であった
(あすかは声劇台本であるがw)

それが突然、宇宙に行ったり、神様とゲーム対決したり(あらし)、サイボーグと対決したり、世界平和のためにゲームをしたり(ロッキー)と
破天荒なストーリー展開になる。
あすかもまた初期には普通のゲーム対戦漫画であった。

ところが突然サイボーグやら、世界征服を企む組織やらが現れむちゃくちゃなストーリー展開になっていくw

これらの話は実は二つの先人を参考にしたわけではない。
私は常々「キャラが勝手に動いて話を作っていく」といろんな人に言っている。
まさに勝手にキャラが動いた末がこの有様だったわけであるw

「ファミコンロッキー」というファクターはあったが元はあすかがロッキーと戦うまでの話を多少の無茶な必殺技を使いながら展開していくわけだった。

最終的に歴史は繰り返されるということを身をもって知らされたのであるw

もちろんこの予想外の展開を否定するつもりはない。
ただこのまま行けばあすかはほんとにぼろぼろになってしまう。
それらをすべて解決するために私は最後の第3部を再び書き始めた。






 




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