第2部

原作:がんきち


第九十四話「制裁!」

登場人物

あすか♀(21歳)・エース♂(16歳)・・・かつてファミコンクイーンと呼ばれた伝説のファミコン戦士。現在はファミコンの普及と新たなるファミコンクイーン発掘を目的としたファミコン普及委員会のエージェント。
エースは次世代ゲーム機普及委員会四天王の一人。かつてあすかと激闘を繰り広げた最大のライバル。16歳の頃のあすかそっくりなサイボーグ。
※あすかとエースはかぶりです

とし♂(16歳)・・・マリアの同級生。プレステ学生チャンピオンの肩書きを持っている。実はマリアと相思相愛だがお互い想いを伝えられないwなぞめいた部分を持っている

ソリティア♀(?歳)・・・次世代ゲーム機普及委員会四天王の一人。絵に描いたようなロリキャラw。しかし性格は残忍で勝負のためならなんでもする。

N♂♀不問・・・文字通りナレーションww


1 N 「サイボーグを倒したとしとエースの前に現れる人影」

2 エース 「ソリティア!?」

3 ソリティア 「エースちゃん、なんで総統ちゃんの言うこと聞かないの?ゆるさないよ・・ぶっ壊してあげる♪」

4 とし 「あいつめ!ソリティアを送り込んでくるなんて・・」

5 エース 「ちょうどいい・・ソリティアの目を覚まさせるチャンスだ・・」

6 とし 「戦うことになるぜ?」

7 エース 「大丈夫さ!ソリティア!おまえはあのおっさんにだまされてるんだ!」

8 ソリティア 「なにいってるの?エースちゃん!総統ちゃんはママに会わせてくれるんだよ!」

9 エース 「お前にママなんていないんだ!俺と同じサイボーグなんだ!」

10 ソリティア 「ソリティア怒るよ!ソリティアは人間だよ!ママもいるんだよ!」

11 エース 「お前もうすうす気付いてるはずだ・・・自分の人間ではない力を・・」

12 ソリティア 「ちがう!ソリティアは人間なの!総統ちゃんにママに会わせてもらうの!」

13 N 「ソリティアの体から電気が飛び散る!」

14 とし 「くっ!なんて圧力だ!」

15 エース 「俺たちに母さんはいない・・・だけどお前には俺がいる!」

16 ソリティア 「何を言ってるの?」

17 エース 「お前は俺の妹として作られたんだ!」

18 ソリティア 「ぶっwなにいってるの?ロボットと人間じゃ兄弟になれないんだよ?」

19 エース 「これをみろ・・」

20 N 「腕のカバーをあけるエース。そこにはCPUが埋め込まれていた」

21 エース 「お前にも同じものがある。もっとも俺よりも高性能なCPUがつまれているが」

22 N 「恐る恐る自分の腕を見るソリティア。それはカバーになっていた」

23 ソリティア 「いや〜!」

24 N 「再びソリティアの体を電気が走る」

25 とし 「このままじゃ暴走するぞ!」

26 エース 「大丈夫さ・・ソリティアはいい子だ・・」

27 ソリティア 「はぁはぁ・・・」

28 エース 「ソリティア・・」

29 ソリティア 「ほんとに・・ほんとにエースちゃんはソリティアのお兄ちゃんなの?」

30 エース 「ああ・・」

31 ソリティア 「おに・・ちゃん・・」

32 N 「倒れこむソリティア」

33 エース 「ソリティア!」

34 N 「近づくエース・・しかし再びソリティアが立ち上がる」

35 ソリティア 「ぐははは!ふざけたことをしおって!がらくたに馬鹿息子が!」

36 とし 「お前は!」

37 エース 「総統のおっさんか!?」

38 とし 「お前に馬鹿息子呼ばわりされる筋合いは無いぜ!総統・・いや・・馬鹿親父!」

39 ソリティア 「馬鹿息子はともかくエース!お前には失望したぞ!創造主である私を裏切った行為、どうなるかわかっているだろうな?」

40 エース 「しらないね!おれはあすかと戦って、そして妹を守れればそれでいいんだ!あんたのくだらない計画に付き合うつもりなんかまったく無かったさ!」

41 ソリティア 「くだらぬだと?どうやらおまえのCPUはバグに犯されているようだな・・役に立たない人形は消すだけ・・・このもう一つのガラクタと一緒に消えるがいい!」

42 N 「するとソリティアの体から光があふれる」

43 とし 「自爆させるつもりか!」

44 エース 「ソリティア!」

45 N 「ソリティアの元へ走るエース」

46 とし 「よせ!まきこまれるぞ!」

47 N 「その瞬間巨大な光に巻き込まれるエース!大爆発が起きその爆風でとしも吹き飛ばされる」

48 とし 「くっ・・・」

49 N 「次回予告」

50 あすか 「ソリティアとともに消えてしまったエース!そして総統の制裁はとしにもおよぶ・・・次回「ファミコンクイーンあすか第九十五話「計画!」ファミコンは伝説から神話へ・・」