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第2部

原作:がんきち


第六十五話「復讐!」

登場人物

あすか♀(21歳)・・・かつてファミコンクイーンと呼ばれた伝説のファミコン戦士。現在はファミコンの普及と新たなるファミコンクイーン発掘を目的としたファミコン普及委員会のエージェント。

マリア♀(16歳)・・・新たなるファミコンクイーンの資質をもった女の子。あすかの必殺技ゲーム拳50連打をみようみまねで覚えるなど天才ぶりを発揮する。

けんじ♂(22歳)・・・ファミコン普及委員会のエージェント。あすかのパートナー。結構お調子者であすかの尻にひかれている。

こうた♂(16歳)・・・マリアのライバルになるかもしれない男?wマリアのパートナー気取り。たくやに代わる解説キャラであるw

謎の男♂(?歳)・・・次世代ゲーム機普及委員会の総統。あすかとの戦いに敗れ警察につかまったはずだが再びあすかの前に現れた。

N♂♀不問・・・文字通りナレーションww


1 N 「新しいファミコンクイーンの資質を持ったおんなのこ、マリアを発見したあすか、スカウトすべく声をかける」

2 あすか 「ねえ、あなた!」

3 マリア 「ん?だれ?おばさん?」

4 あすか 「おばっ!?」

5 けんじ 「ぷぷ!この年代の子にしたらあすかはおばさんかw」

6 あすか 「そこうるさい!・・・ねえあなたファミコンうまいわね?」

7 マリア 「ファミコンすきだもん♪プレステ3とかも凄いと思うけどゲーム性はファミコンが一番だよ」

8 こうた 「だれだこのおばさん?」

9 けんじ 「あはははwやっぱおばさんじゃん」

10 あすか 「うるさい!」

11 マリア「で?何の用?」

12 あすか 「私と一緒にファミコンの頂点を目指してみない?」

13 マリア 「新手の誘拐?」

14 あすか 「ちがうって!私たちはファミコンの普及を目的とした団体の者なの。ファミコンは今の時代でも十分通用する。それを証明するためにファミコンのうまい人を探しているのよ」

15 こうた 「なんか怪しい組織だな」

16 N 「もっともな意見であるw普通そんな怪しげな理由で話し掛けられたら怪しむに決まっている」

17 あすか 「ナレうるさい!私たちはファミコンを愛してるの!だから私たちに協力して?」

18 マリア 「ん~、遠慮しておきます♪やっぱファミコンは趣味でやるから楽しいし♪」

19 こうた 「じゃあいこうぜマリア!」

20 マリア 「って!あんたなに普通に私と話してんのよ!」

21 こうた 「だってパートナーじゃないか!」

22 まりあ 「勝手に決めないでよ!」

23 N 「言い合いながら去っていくマリアとこうた」

24 けんじ 「だめだったな・・」

25 あすか 「うん・・・」

26 N 「するとマリアがふり返りあすかに言う」

27 マリア 「でも、ファミコンを愛してるのは私も一緒ですよ♪」

28 N 「そういうと去っていくマリア」

29 あすか 「脈ありだわ!」

30 N 「ガッツポーズするあすか」

31 けんじ 「まあ前向きっていうか単純っていうか・・・」

32 N 「その頃某所」

33 謎の男 「ファミコン普及委員会め・・・目障りな奴らが出てきたな。我が次世代ゲーム機普及委員会の妨げとなる奴らは抹消するのみ・・・」

34 N 「次の日、再び中古ゲームショップ、ファミコンをするマリアの姿をかげからみるあすかたち」

35 けんじ 「また来てるな、あの子。家にファミコンないのか?」

36 あすか 「絶対一緒にファミコン普及するんだからぁ!」

37 けんじ 「ははは・・・燃えてるね・・」

38 N 「ゲームをするマリアの元へ近づくあすか」

39 あすか 「こんにちわ♪」

40 こうた 「昨日のおばさん!」

41 あすか 「おばさんおばさんってうるさい!私はまだ21だよぉ!」

42 マリア 「またきたんですかぁ?私は趣味だって・・・」

43 謎の男 「がははははは!」

44 N 「マリアの言葉をさえぎるようにかつてどこかで聞いたことのある笑い声が聞こえてくる」

45 あすか 「この笑い声・・・まさか!?」

46 謎の男 「久しぶりだな!あすかよ!」

47 あすか 「総統!?あなたは警察につかまってるはず!?」

48 謎の男 「貴様に一矢報いるべく地獄から戻ってきてやったぞ!」

49 あすか 「なんですって!?」

50 けんじ 「あいつがかつてあすかが戦った次世代なんとかの総統!」

51 謎の男 「そこ略すな!!次世代ゲーム機普及委員会だ!」

52 こうた 「あの~俺達おいてけぼりなんだけど・・・」

53 あすか 「目的は何?私への復讐?」

54 謎の男 「それもある!だが最大の目的はファミコン普及委員会を消すことだ!ファミコンのような時代遅れのクズハードは消えるべきなのだ!」

55 マリア 「ちょっとまって!ファミコンはクズハードなんかじゃないわ!」

56 謎の男 「なにものだ!」

57 マリア 「ファミコンを馬鹿にするなんて許さない!私と勝負しなさい!」

58 謎の男 「ふん!、小娘ごときが私に勝負だと?小娘に用はないわ!」

59 あすか 「ふふ~ん♪その子は私以上の実力よ。あなたに勝てるかしら?」

60 謎の男「なんだと!?」

61 こうた 「マリアはすげーんだぜ!ファミコン名人だ!」

62 謎の男 「がははは!私自らが手を下すまでもない!次の日曜日、3丁目の空き地でわがしもべが相手してやる!」

63 マリア 「いったわね~!絶対倒してやるんだから!」

64 謎の男 「ぐははは!さらばだ!」

65 N 「そういうと去っていく謎の男。」

66 けんじ 「彼女の真の実力が見れそうだな」

67 あすか 「ええ・・」

68 マリア 「ファミコンを馬鹿にする奴は絶対許さないんだから!」

69 N 「再び姿をあらわした謎の男。マリアとの戦いにより新たなるファミコンクイーン伝説の幕が開ける!」

70 N 「次回予告」

71 あすか 「次世代・・・以下略から送り込まれた刺客!いまマリアの真の実力が明らかとなる!次回ファミコンクイーンあすか第六十六話・新たなる戦い!ファミコンは伝説から神話へ・・・」