原作:がんきち
第六話「あすか危機一髪!」 あすか♀(16歳)・・・良くも悪くも普通の女の子だったがファミコンとの出会いで次第にファミコン戦士へと成長していく 1 N 「エミーとの戦いから数日。確実にファミコンの腕を上げていくあすか。今日は一人、家でファミコンを楽しんでいる。」 2 あすか 「ファミコンはシンプルで面白いゲームが一杯あるなぁ♪」 3 N 「そんな時家のチャイムがピンポーンと鳴った」 4 あすか 5 N 6 とみこ 「こんにちわ・・」 7 あすか 「こ、こんにちわ・・・」 8 とみこ 「ファミコンクイーンあすかさんですね?」 9 あすか 10 とみこ 「私とみこといいます。14歳の中学生です。私と勝負してください!これで!」 11 N 「とみこが差し出したのは「いっき」というゲームであった」 12 あすか 「いっき!?ずいぶんマイナーなゲームですねぇ・・」 13 とみこ 「マイナーっていわないでください!ファミコンで有名になるためにやっと買ったのがこの198円のいっきなんです!あなたを倒して有名になって弟たちに裕福な暮らしをさせるのです!」 14 あすか 15 たくや 「いっき・・敵を追いかけるホーミングかまや、竹やりなどを駆使して小判を8枚集める戦略性の高いアクションゲームだ!」 16 あすか 「え!?たくや兄ちゃん!?また例によっていきなりの登場ね。」 17 N 「そこには最近登場パターンが確立されてきた、たくやの姿が!」 18 たくや 「そうなんだよ(涙)しかも解説キャラだし(涙)」 19 とみこ 「あの〜・・・いいかげん私の話も・・」 20 あすか 「あっ!?ごめんなさ〜い」 21 N 22 あすか 「かまがを投げる!・・えい!えい!」 23 N 24 たくや 「さすがはいっきをやり尽くしてる子だ!動きに無駄がない!」 25 とみこ 26 あすか 「すごい執念だわ!相手にとって不足なし!」 27 N 28 たくや 29 あすか 30 N 31 たくや 32 あすか 33 N 「「竹やり」をとってしまうあすか。」 34 とみこ 「これできまりです・・」 35 あすか 36 N 37 とみこ 38 N 39 あすか 40 たくや 41 あすか 42 N 43 あすか 44 とみこ 45 あすか 「いっきのマップは頭に入ってる!目が見えなくても・・・まだ・・負けるわけにはいかないの!ゲーム拳!30連打ぁぁぁ!」 46 N 47 たくや 48 とみこ 49 あすか 50 とみこ 51 N 52 たくや 53 あすか 54 とみこ 55 N 56 N 57 あすか
登場人物
たくや♂(31歳)・・・あすかのいとこ。ファミコン直撃世代でありファミコンに関する知識は豊富。だがゲームの腕は人並み。あすかの良きアドバイザー。
とみこ♀(14歳)・・・あすかを倒して有名になるためいなかからやってきた、みつ編みメガネっ子w貧乏でいっきしかやったことがないがそれだけやりこんでいるため腕は相当なもの。
N♂♀不問・・・文字通りナレーションww
第六話「あすか危機一髪!」
「ファミコンを中断して玄関に行くあすか・・そこには、みつ編みのめがねをかけたいかにも、いなかの女の子が立っていた。」
「はぁ・・そういわれてますけど・・」
「あっ・・ごめんなさーい」
「ということでゲームスタート!てかファミコン2台もあるのか?テレビも2台並んでいるのか?相変わらずそういった謎は置いてけぼりである。」
「対するとみこも安定したゲーム展開」
「このゲームだけは負けるわけにはいかないの!あなたを倒して有名になるの!」
「しかしあすかの背後にお邪魔キャラ「腰元(こしもと)」が忍び寄る」
「いかん!腰元が近づいてくるぞ!それにさらわれたら動きを封じ込められてしまう!」
「えっ!?」
「慌てて避けるあすか、しかしその避けた先には前方にしか攻撃できない上に極めて攻撃範囲が小さい「竹やり」が!」
「だめだ!「竹やり」をとってしまうとその後のゲーム展開がつらくなる!」
「だめ〜!間に合わない!」
「くっ・・こんなことって・・」
「敵になかなか攻撃があたらず大苦戦を強いられるあすか」
「そして・・これでとどめにします・・秘技!風車うち!」
「とみこは体を回転させみつ編みをぐるぐる回しそれでボタンを連打!画面上の敵を凄まじい勢いで撃破していく!」
「え!?・・なんて技なの!」
「なんて女の子だ!あすかがここまでおいこまれるとは!」
「くぅ!このままじゃ・・・はっ!?」
「さらにあすかに危機が襲う!とみこの回転しているみつ編みから髪の毛が抜け落ちそれがあすかの目に入ってしまった・・」
「目が・・見えない!」
「幸運が続いてる・・この勝負、私の勝ちです!」
「目が見えないあすかだったがそれを感じさせないスムーズな動きを見せる!そして竹やりで敵に近づき至近距離で敵をたおす荒業も炸裂!」
「とても目が見えてないとは思えん!さすがはあすかだ!」
「そんなぁ・・・私負けるの?・・有名にはなれないの?」
「ファミコンは有名になるための道具じゃない!ファミコンを愛して楽しく遊べばいつかは結果がついてくるのよ!」
「ファミコンを愛する・・楽しむ・・(涙)」
「突然涙を流すとみこ・・コントローラを放してしまい自機はやられてしまう」
「あすかの勝利だ!」
「とみこちゃん・・一緒にファミコンを楽しみましょう!」
「はい・・^^」
「またファミコンを通じて新たな友情を育てるあすか。しかしまだ様々な困難が待ち構えていることなどこのときあすかは知らなかった。」
「次回予告」
「あすかの前にあらわれる双子の兄弟!双子の息の合った波状攻撃になすすべもなくやられるあすか・・しかしそこへ最強の助っ人が現れる!次回ファミコンクイーンあすか第七話「友情の50連打!」あすか、ファミコンしちゃいま〜す♪」