原作:がんきち


第五十四話「スクールウォーズ!」

登場人物

あすか♀・・・良くも悪くも普通の女の子だったがファミコンとの出会いで次第にファミコン戦士へと成長していく。

ゆきな♀(16歳)・・・あすかの親友。ゲーム好きだがゲームの面白さよりも登場キャラのイケメン目的という軟派ゲーマw

たくや♂(31歳)・・・あすかのいとこ。ファミコン直撃世代でありファミコンに関する知識は豊富。だがゲームの腕は人並み。あすかの良きアドバイザー。

エミー♀(16歳)・・・アメリカからやってきたファミコンチャンピオン。アメリカ版ファミコン「NES(ネス)」の名前をとってNES(ネス)クイーンと呼ばれている。

つとむ♂(17歳)・・・あすかの通う高校の生徒会長。頭が良いだけでゲームの腕はたいしたことはないw

校長♂(50歳)・・・あすかの通う高校の校長。いかにも悪のボスっぽいが後に続くかは未定w。世の校長のイメージどおりバーコード頭w

N♂♀不問・・・文字通りナレーションww


1 校長 「最近学校内でファミコンが流行ってるらしいね・・・」

2 つとむ 「なんでもあすかという女子が火付け役のようです」

3 校長 「ファミコンなど勉学の邪魔だ!すぐに禁止令を出したまえ」

4 つとむ 「わかりました・・・きら〜ん♪」

5 あすか 「第五十四話・スクールウォーズ!」

6 あすか 「ファミコン禁止〜!?」

7 ゆきな 「そんなひどいよぉ」

8 エミー 「横暴で〜す」

9 あすか 「一体どういうことですか!生徒会長!」

10 つとむ 「みてのとおりだ!ファミコンなど勉学に不要!禁止だよ!」

11 ゆきな 「確かにあすかはあんまり勉強得意じゃないけどファミコンはいい息抜きになるのよ!」

12 あすか 「ゆきな・・・得意じゃないは余計だよ・・・」

13 エミー 「あすかや私からファミコンを取るなんてなにかの陰謀ですか〜?」

14 N 「そこへ校長が現れる」

15 校長 「そんなにファミコンがやりたいのかね?」

16 あすか 「校長!?」

17 校長 「ではこの生徒会長つとむくんとファミコン勝負で勝ったらファミコンをすることを許可しようじゃないか」

18 つとむ 「ええ!?それは私も寝耳に水ですが?」

19 あすか 「で、何で勝負するのですか?」

20 校長 「ではこの、計算ゲーム 算数5、6年生をやってもらおう!」

21 あすか 「計算ゲーム!?」

22 ゆきな 「それは・・・」

23 エミー 「けっこうやばいで〜す(汗)」

24 つとむ 「それならいけるかもしれない」

25 たくや 「計算ゲーム、算数5、6年生は前半シューティングで後半地上に降りて計算を解く複合型ゲームだ!、こんなマイナーなゲームを選ぶとは校長・・なかなか出来るな・・」

26 エミー 「最近また突然でるようになりましたね〜」

27 たくや 「原点回帰だ!」

28 校長 「早速勝負してもらおうか・・」

29 ゆきな 「え!?練習もなしで?」

30 あすか 「そんなぁ・・やったことないよ」

31 つとむ 「僕だってやったことはないさ、だが計算なら負けない」

32 N 「校長の陰謀でいきなりゲームスタート」

33 たくや 「前半はあすかにとってそれほど苦ではないはずだ!」

34 あすか 「なにこれ!?敵が変な動きしてるけどわりと簡単だよ♪」

35 たくや 「問題はその後だ・・・」

36 N 「地上におりたあすかの自機、すると計算問題がまっていた。」

37 あすか 「え〜う〜む〜・・・きゃあ!?敵が攻撃してくるよぉ」

38 たくや 「計算を考えてる間にも敵は攻撃してくる。あすかにとってはこの後半こそ最大の難関だ」

39 エミー 「これは私もてこずりそうで〜す」

40 N 「そうこうしてるうちにあすかは敵にやられてしまう。再びシューティングシーンに戻されるあすか。対するつとむは順調にステージをクリアしていく」

41 あすか 「このゲームむずかしいよぉ」

42 つとむ 「ふっ・・簡単じゃないか・・・きら〜ん♪」

43 ゆきな 「校長!アドバイスするのはOK?」

44 校長 「まあ生徒会長には何をしても勝てまい・・よかろう」

45 ゆきな 「やったぁ♪」

46 エミー 「校長は大きなミスをおかしましたぁ〜」

47 たくや 「思考ゲームならゆきなちゃんの右に出るものはいない。シューティングがあすか、計算をゆきなちゃんが担当すればまさに無敵のコンビだ!」

48 ゆきな 「その問題はあれとこれとそれ!」

49 あすか 「ゆきながいれば千人力だよ♪一気にいくわよ!ゲーム拳!50連打!」

50 つとむ 「なんだぁ!?」

51 N 「ゆきなのアドバイスを受けながら怒涛の追い上げを見せるあすか」

52 校長 「そんなばかな・・・」

53 たくや 「ファミコン三人娘を甘く見たな・・・」

54 エミー 「といってもわたしはなにもしてませ〜ん」

55 N 「ということであっという間につとむを追い抜きあすかが勝利」

56 校長 「おのれ〜これで終わったと思うなよ・・」

57 N 「そそくさと逃げる校長」

58 つとむ 「すてきだ、あすか君・・・」

59 あすか 「え?」

60 つとむ 「ぜひぼくに手取り足取りゲームを教えて欲しい・・・」

61 あすか 「いやです!」

62 つとむ 「勉強も良いけどたまにはゲームもいいねぇぇぇぇぇぇ!(涙)きら〜ん♪」

63 N 「泣きながら走り去るつとむ」

64 ゆきな 「やっぱりあすかに勝負を挑んでくる人はどこか変だね・・・(汗)」

65 エミー 「もはや定番で〜す♪」

66 たくや 「そのうちまとも奴も現れるさ・・・多分」

67 N 「ほんとにまともなのたのむよ〜(涙)とあすかは思うのであった」

68 N 「次回予告」

69 あすか 「あすかの前に現れるいかつい男。100連射を武器にあすかに襲い掛かる!次回ファミコンクイーンあすか、第五十五話・新世紀救世主伝説?。あすか、ファミコンしちゃいま〜す♪」