第五十二話「浪速(なにわ)恋しぐれ?」
登場人物
あすか♀・・・良くも悪くも普通の女の子だったがファミコンとの出会いで次第にファミコン戦士へと成長していく。 |
1 N 「前回のシリアスなお話からは想像もつかないほど能天気な例の3人娘と馬鹿・・じゃなく龍太郎達」
2 龍太郎 「新しいゲームを手に入れたんだけどこないかい?」
3 ゆきな 「新しいってまさかプレステ2とかの?」
4 龍太郎 「いや、スーパーゼルダブラザーズって言うんだけど・・」
5 エミー 「お〜!それはハックといって違法にコピーして改造したゲームで〜す!」
6 龍太郎 「なんだって!?5800円も出して買ったのに!」
7 あすか 「ファミコンの資料とかいっぱいあるくせにだまされて買っちゃったのね・・(汗)」
8 しぐれ 「そんなことやから馬鹿っていわれるんや!」
9 龍太郎 「ぐほ!」
10 N 「突然龍太郎をハリセンでなぎ倒す少女」
11 あすか 「なに!?」
12 しぐれ 「まったく・・・あんたと同じ血族と思うといやになるわ」
13 龍太郎 「おっ・・おまえは!?」
14 たくや 「そのハリセン・・・そして背番号31と書かれた阪神タイガースのハッピ!関西ファミコン大会でハリセンをつかった驚異的連射で優勝した浪速(なにわ)しぐれ!」
15 ゆきな 「久々に突然の登場しましたね・・(汗)」
16 あすか 「そんなにすごい人なの?」
17 たくや 「高速ハリセン突っ込み撃ちという技を使う女の子だ!」
18 しぐれ 「解説なんていらんねん!」
19 エミー 「ちょっとまってくださ〜い!さっき血族といいましたか〜?」
20 しぐれ 「そうや・龍太郎はうちのいとこや」
21 あすか 「ええ!?」
22 龍太郎 「で、いったい何しに来たんだ?」
23 しぐれ 「そうや!なんでもここにはファミコンクイーンあすかっていう凄いファミコンゲーマーがいるって聞いて勝負を挑みにきたんや!」
24 ゆきな 「やっぱりそういうパターンなんだね・・w」
25 エミー 「ファミコン戦士の宿命で〜す」
26 しぐれ 「で、龍太郎!そのあすかの居場所しってる?」
27 龍太郎 「そこそこ・・」
28 N 「あすかを指差す龍太郎」
29 しぐれ 「なんやて〜!?」
30 あすか 「ど・・どうぞよろしく〜(汗)」
31 しぐれ 「浪速(なにわ)のゲーム魂みせたるから勝負や!」
32 あすか 「はは・・やっぱり勝負なのね・・」
33 しぐれ 「ソフトはカケフ君のジャンプ天国・スピード地獄!今度の日曜日!まってるで〜!さあ龍太郎!あんたのうちで練習や!」
34 N 「と強引に連れ去られる龍太郎」
35 あすか 「なんか凄いパワーなんだけど・・」
36 たくや 「これが関西パワーか・・・」
37 N 「で、あすかの家で特訓開始」
38 たくや 「カケフ君のジャンプ天国はスーパーマリオタイプのアクションゲームだ!敵をジャンプで倒しながら進んでいく!十字キーを進行方向に押しっぱなしにすると異常なほどスピードが出る独特の操作法だ!」
39 あすか 「はじめてやるけどほんとに地味なスーパーマリオだね♪」
40 エミー 「メーカーがビック東海って言うのもマニアックで〜す」
41 ゆきな 「そしてそんなマイナーなゲームを真剣に攻略しようとしてる私達もへんだよね・・(汗)」
42 たくや 「それをいっちゃおしまいだよ・・・」
43 N 「その頃、龍太郎の家」
44 龍太郎 「で、カケフ君のジャンプ天国はやったことあるのか?」
45 しぐれ 「阪神のカケフ選手のゲームなんやろ?」
46 龍太郎 「ちがうよ・・・・」
47 しぐれ 「そうなんかぁ・・・・って!えええ!」
48 龍太郎 「知らないでゲームを選んだのか・・・」
49 しぐれ 「そういうことは早く言えっちゅーねん!」
50 N 「力いっぱいハリセンを振り下ろすしぐれ」
51 龍太郎 「げふ!」
52 しぐれ 「いや〜もう、はずかしいわ〜」
53 龍太郎 「自分でボケといてほかの人に突っ込むな・・・ガク・・」
54 しぐれ 「まあとにかく練習や!」
55 N 「こうして常に誰かにボコボコにされる龍太郎のそばで黙々と練習をはじめるしぐれ・・浪速(なにわ)のファミコン道をあすかにみせられるのか?次回に続く」
56 N 「次回予告」
57 あすか 「勝負ははじまり、互いに互角の戦いを見せるあすかとしぐれ!そしてついにしぐれのハリセンが火を吹く!次回ファミコンクイーンあすか第五十三話・浪速(なにわ)恋しぐれ?その2。あすか、ファミコンしちゃいま〜す♪」