原作:がんきち
第五話「NES(ネス)」 あすか♀(16歳)・・・良くも悪くも普通の女の子だったがファミコンとの出会いで次第にファミコン戦士へと成長していく 1 N 「ファミコン大会を終えゲームをしながらも普通の生活に戻ったあすか・・・ただ一つ変わったのはみんなからファミコンクイーンと呼ばれるようになり町全体がちょっとしたファミコンブームになったことであろうか」 2 ゆきな 「ねぇねぇ、今日はかえりどうするのぉ?」 3 あすか 「ファミコンのカセットかってくるの♪」 4 ゆきな 5 N 6 あすか 第五話「NES(ネス)」 7 ゆきな 「なっ、なに?」 8 N 「そこにはブロンズの長い髪をなびかせたアメリカ人の少女が立っていた。」 9 あすか 10 エミー 「ハロ〜!私はアメリカからやってきたエミーです!日本にファミコンクイーンと呼ばれる女の子がいると聞いてやってきました。」 11 あすか 「え!?アメリカまで伝わってるの?この町のゲーム大会が?」 12 エミー 私もアメリカでNES(ネス)クイーンと呼ばれてまーす!クイーンは二人もいりませ〜ん。私と勝負しなさ〜い!」 13 N 「相変わらず強引な展開!普通ならこんな強引な挑戦受けないものだがあすかは」 14 あすか 15 N 「ノリノリ・・」 16 ゆきな 「ところでNES(ネス)ってなに?」 17 あすか 「なんだろう?」 18 N 「こけるエミー」 19 たくや 「NES(ネス)とは海外版ファミコンのことだ!任天堂エンターテインメントシステムの略!」 20 あすか 「へぇ・・・って!?なんでたくや兄ちゃんいるの!?」 21 たくや 22 ゆきな 「別にナレさんがいるじゃない」 23 たくや 24 エミー 「なにをやってるんですかぁ!さあ勝負で〜す!」 25 あすか 26 エミー 「お〜!これは失礼!対戦ソフトはスーパーマリオブラザーズで〜す!」 27 あすか 28 エミー 29 あすか 30 N 31 たくや 32 ゆきな 33 たくや 「・・・・(涙)」 34 エミー 「さすがファミコンクイーンですねぇ。でもこれでどうですかぁ?」 35 N 36 たくや 37 エミー 38 あすか 39 N 40 ゆきな 41 エミー 42 N 43 あすか 44 N 45 たくや 「さすがはアメリカのクイーンだ!見事なテクニック!」 46 ゆきな 47 あすか 48 エミー 49 あすか 50 N 51 エミー 52 あすか 53 たくや 54 あすか 55 エミー 56 たくや 57 N 58 エミー 59 N 60 あすか 61 N 62 たくや 63 N 64 あすか 65 N 66 あすか 67 N 68 エミー 69 ゆきな 70 N 71 あすか 72 エミー 73 あすか 74 エミー 75 あすか 76 N 77 たくや 78 あすか 79 ゆきな 80 N 81 あすか
登場人物
ゆきな♀(16歳)・・・あすかの親友。ゲーム好きだがゲームの面白さよりも登場キャラのイケメン目的という軟派ゲーマw
たくや♂(31歳)・・・あすかのいとこ。ファミコン直撃世代でありファミコンに関する知識は豊富。だがゲームの腕は人並み。あすかの良きアドバイザー。
エミー♀(16歳)・・・アメリカからやってきたファミコンチャンピオン。アメリカ版ファミコン「NES(ネス)」の名前をとってNES(ネス)クイーンと呼ばれている。
N♂♀不問・・・文字通りナレーションww
「いいなぁ私もファミコン買おうかなぁ」
「平和なひと時・・しかしそのひと時を崩すように教室のドアが勢いよく開いた!」
「だれ!?」
「わ〜♪で対戦ゲームはなんですかぁ?」
「解説役がいないとこの声劇台本はなりたたんだろ?」
「それいわないでよ・・・(涙)」
「だから何で勝負するのよ〜」
「ああ!この間クリアしたわ!」
「さあ勝負で〜す!」
「あすかファミコンしちゃいま〜す♪」
「なぜ学校にファミコンがあるのか?学校の先生は文句いわないのか?様々な謎を置き去りにしつつゲームスタート」
「スーパーマリオは反射神経型のアクションゲームだ!いくらあすかはクリアしたことがあるとはいえ勝負になったとき焦ってヘマをやらかす可能性がある!平常心を持つことが大事だ!」
「へえ?でもほんとたくやさん解説が板についてきましたね♪」
「ノコノコを使った無限増殖!華麗なるテクニックを見せるエミー。対するあすかはひたすら前に進む」
「ふと思ったが対戦の勝利条件ってなによ?」
「あっ!?」
「あっ!?」
「きめてなかった・・」
「どっちが先にクリアーするかじゃない?」
「お〜!それじゃこんな無限増殖してるばあいじゃありませ〜ん」
「あわてて先に進むエミー」
「いまのうちに前に進めるだけ進まないと!」
「しかしエミーはワープゾーンなどを使いながら怒涛の追い上げを見せる」
「感心してる場合じゃないですよぉ!あすかに追いついちゃう!」
「すごい!でも・・私は負けないわ!」
「さあこのワープゾーンをとおればあなたに追いつきま〜す!」
「くっ!」
「しかしその瞬間二人の画面に変化が・・・」
「なんですの〜!?」
「画面が変に!?」
「まさか!?これは!10億分の一の確立で現れるという幻の999ステージ!」
「999ステージ!?」
「そんなのきいたことありませんわ〜」
「いままで開発者すらテストプレイでしかやったことのない幻のクッパ城だ!」
「尋常じゃない敵の猛攻に苦戦を強いられる二人」
「クリボーの速度がはやすぎま〜す(涙)」
「クリボーにやられるエミーのマリオ・・あすかは間一髪でそれをよける」
「むずかしすぎるよぉ〜(涙)」
「ただひとり残されたあすか・・そのとき画面が真っ黒になる!」
「来るぞ!大魔王クッパだ!」
「そこには通常の3倍はあろうかという巨大なクッパが現れた・・そして絶え間ないファイヤー攻撃をしかけてくる」
「ここまで来て負けられない!いくわよ!ゲーム拳30連打ぁぁぁ!」
「マリオも絶え間ないファイヤー攻撃を開始!炎と炎がぶつかり合う!しかし次第に押されるあすか」
「30連打でも駄目なの?ならば!」
「あすかは連射のパワーをあげるべく逆立ちしその状態から連射を開始!自分の体重がプラスされ凄まじい連射を繰り出す!パンツ丸出しでw」
「お〜日本のクイーンはクレージーだわ!」
「うひゃ〜あすかパンツ丸みえよぉ〜」
「マリオのファイヤーがクッパを襲う!そしてクッパを撃破!無事ピーチ姫と再会した!」
「やった〜♪」
「日本のクイーンすごいで〜す!私負けを認めま〜す。」
「すごくたのしかった〜♪ありがとうエミーさん♪」
「でも次に会うときは絶対負けませ〜ん。」
「わたしだって!」
「がっちりと握手する二人・・しかし」
「スカートめくれたままだぞ・・」
「えっ!?いや〜ん♪」
「ちゃんちゃん♪」
「次回予告」
「様々なライバルと戦いながら強くなっていくあすか。今度は田舎のみつ編みメガネっこがファミコンソフト「いっき」をたずさえて現れる!予想外の攻撃に苦戦を強いられるあすか!次回ファミコンクイーンあすか第六話「あすか危機一髪!」あすか、ファミコンしちゃいま〜す♪」