原作:がんきち


第四話「リベンジ!」

登場人物

あすか♀(16歳)・・・良くも悪くも普通の女の子だったがファミコンとの出会いで次第にファミコン戦士へと成長していく

ゆきな♀(16歳)・・・あすかの親友。ゲーム好きだがゲームの面白さよりも登場キャラのイケメン目的という軟派ゲーマw


たくや♂(31歳)・・・あすかのいとこ。ファミコン直撃世代でありファミコンに関する知識は豊富。だがゲームの腕は人並み。あすかの良きアドバイザー。

おじいさん♂(70歳)・・・おもちゃ屋の店主。年をとっているがゲームの腕はかなりのもの。あすかにファミコンの楽しさを教える師匠的存在。

N♂♀不問・・・文字通りナレーションww





あすか

 「あっ!Bブロックの試合が終わったみたい!」

たくや

 「さて、Bブロックの猛者はだれかな?」

おじいさん

 「ふふふ・・わしじゃ!」

あすか

 第四話「リベンジ!」

 「そこに立っていたのはおもちゃ屋のじじい・・じゃなくおじいさんだった」

あすか

 「おじいさん!わ〜あ、お久しぶりです♪」

おじいさん

 「ずいぶんと腕をあげたようじゃの」

あすか

 「はい♪おじいさんと決勝でたたかえるなんて!がんばっちゃいま〜す♪」

おじいさん

 「確かに強くなったようじゃがまだまだわしには勝てんぞ!」

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あすか

 「全力でぶつかっちゃいます♪」

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おじいさん

 「うむ!のぞむところじゃ」

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たくや

 「みんなおいてけぼり?」

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ゆきな

 「つまんな〜い」

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 「脇役の思いをよそにかつてこてんぱんにやられたおじいさんとの再戦に燃えるあすか!」

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あすか

 「絶対に負けません!」

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 「いよいよゲームスタート!決勝は5分・・両者すさまじい連射の応酬」

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たくや

 「なんだあのじいさん!?連射速度があすかを超えてる!?」

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あすか

 「すご〜い♪やっぱりおじいさんはすごいわぁ」

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おじいさん

 「ふふふ・・お嬢さん、なかなかの腕前になったのぉ・・じゃが・・わしには勝てん!」

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ゆきな

 「なに!?あのおじいちゃん!?てか年のせいで腕が震えてる?」

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たくや

 「そうだな・・たんに年取ってるから腕が震えてるんだ!」

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あすか

 「つよい!わたしもまけないんだからぁ!」

23

 「さらに連射速度を上げようとするあすか・・しかし突然あすかの体に異変が・・」

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あすか

 「つっ!?」

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たくや

 「いかん!あすかの限界速度である25連射を超えようとして腕に負担がかかってるんだ!」

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おじいさん

 「どうした?その程度でおわりかの?」

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ゆきな

 「あすかぁがんばってぇ!」

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あすかM

 「腕が・・痛い・・」

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 「すると突然二人のスターフォースの画面に無数の敵が出現!」

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たくや

 「ばかな!こんな画面はスターフォースにはないはず!」

31

おじいさん

 「なんじゃ!?これは!」

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あすか

 「敵が画面を埋め尽くしていく!?」

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たくや

 「そうか!二人の連射速度が限界を超えたからバグがおきてるんだ!」

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ゆきな

 「たくやさん!あすかは・・大丈夫?」

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たくや

 「わからん、このまま続ければあすかの腕があぶない!」

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おじいさん

 「こんなのしらんぞぉぉぉ」

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 「おじいさんのファイナルスターが敵に飲み込まれる・・」

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おじいさん

 「うわ〜」

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 「おじいさんゲームオーバー・・そしてあすかにもゲームオーバーが近づいていた」

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あすか

 「くっ・・私は・・私は・・絶対に負けない!ファミコンが大好きなんだもん!」

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 「するとあすかの連射速度がさらにアップ!」

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たくや

 「駄目だ!それ以上無理をするな!」

43

あすか

 「右手ばかりで連射するから駄目なの・・両手を使えば・・」

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 「するとコントローラを台の上におき両手で連射を始めた」

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あすか

 「ゲーム拳30連打ぁぁぁ!」

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 「凄まじい勢いで連射するあすか!」

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たくや

 「あすかは今まで片手で連射していたから腕に負担がかかっていたんだ!それが両手を使うことで負担を軽く出来る・・そして・・その連射スタイルは・・・ロッキーのゲーム拳50連打!」

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あすか

 「絶対に負けない!たとえこの手がちぎれたとしても!」

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おじいさん

 「なんと言う執念じゃ・・この時代にもまだこんなにもファミコンを愛するものがおったとわ!」

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 「敵の大部隊を次々と撃破するあすか!勝負は決まった!」

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ゆきな

 「あすかすご〜い♪」

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たくや

 「ゆきなちゃん興味なかったんじゃなかったけ?」

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ゆきな

 「なんか知らないけど・・・すごくかっこいい♪」

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あすか

 「はぁはぁはぁ・・」

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おじいさん

 「見事じゃ・・お嬢ちゃん!わしの完敗じゃ」

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あすか

 「おじいさんありがとうございます」

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 「場内の観客からは「ファミコンクイーン」の大合唱、あすかは真のファミコンクイーンとなったのだ!」

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 「次回予告」

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あすか

 「大会も終わり学校へ通うあすか・・しかしその前にアメリカからやってきた少女が現れる。謎の言葉「NES(ネス)」という言葉とともにゲーム勝負を挑まれるあすか。次回ファミコンクイーンあすか第五話「NES(ネス)」あすか、ファミコンしちゃいま〜す♪」