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原作:がんきち


第二十話「あすかの冒険?」

登場人物

あすか♀(16歳)・・・良くも悪くも普通の女の子だったがファミコンとの出会いで次第にファミコン戦士へと成長していく

ゆきな♀(16歳)・・・あすかの親友。ゲーム好きだがゲームの面白さよりも登場キャラのイケメン目的という軟派ゲーマwだったが最近はすっかりファミコンにはまっている。

エミー♀(16歳)・・・アメリカからやってきたファミコンチャンピオン。アメリカ版ファミコン「NES(ネス)」の名前をとってNES(ネス)クイーンと呼ばれている。

龍太郎♂(16歳)・・・あすかのクラスメイト。家が大変な金持ちで欲しいものは何でも手に入れようとする。
そしてナルシスト。そんなだからもちろん友達はいないw。
あすかたちの気を惹こうとファミコン関係の資料をかき集めている。
ゲームの腕は未知数。

謎の男♂(?歳)・・・次世代ゲーム機普及委員会の総帥。ファミコンの人気復活が次世代機の普及の妨げになるとファミコンを敵視している。そのファミコンブームの火付け役といえるあすかを付けねらう。

スペード♂(36歳)・・・次世代ゲーム機普及委員会の一人。
正確無比な操作テクニックを持っており腕はかなりのものらしい。
ただ余り個性がないw

N♂♀不問・・・文字通りナレーションww





 「次世代ゲーム機普及委員会本部」

謎の男

 「そろそろ謎の男という名前もやめて欲しいものだ」

スペード

 「ですねぇ、みんな総統っていってるわけだし、せめて総統にすべきですね」

謎の男

 「で、次の準備は出来ているのだろうな?」

スペード

 「もちろんでございます」

謎の男

 「今度こそファミコンの存在を消すのだ!」

あすか

 第二十話「あすかの冒険?」

 「あすかの通う高校」

エミー

 「今日は帰ってから何のゲームであそびますかぁ?」

10

ゆきな

 「マイナーなのがいいね」

11

あすか

 「コナミのどれみっこ。とか?」

12

 「メーカーはメジャーですがゲームはマイナーすぎま~す」

13

あすか

 「そこにクラスメイトの龍太郎がやってくる」

14

龍太郎

 「君達何をやってるんだい?」

15

ゆきな

 「げっ!龍太郎!」

16

あすか

 「べつになんでもないよ~(しらじらしく)」

17

龍太郎

 「ファミコンの話だろ?僕に行ってくれればいくらでも資料をあげるのに」

18

エミー

 「べつにいりませ~ん」

19

龍太郎

 「ぼくは完璧主義だからさ、君達がファミコンにはまってると聞いて資料やファミコンソフトをいろいろ集めてみたのさ」

20

 「この龍太郎という男、あすかたちのクラスメイトで大変な金持ち、そしてちょっとナルシストな馬鹿・・じゃなくお坊ちゃまである」

21

ゆきな

 「で、龍太郎はゲーム得意なの?」

22

龍太郎

 「クラシックゲームはやるものじゃないさ、集めるものだよ」

23

あすか

 「(ぼそっと)嫌な奴・・」

24

 「そして放課後、3人で仲良く下校」

25

ゆきな

 「龍太郎には参ったね」

26

エミー

 「嫌な奴は必ず一人はいますね~」

27

あすか

 「まあいやなことは忘れて私のうちでゲームしよう!」

28

ゆきな

 「そういえば、たくやさん旅行にいってるんだって?」

29

あすか

 「うん、なんでも町内会の旅行らしいよ、おじさんが腰痛で動けなくて代わりに行かされたらしい」

30

エミー

 「なんかそんなどうでも良い会話がパーマンのとうちゃんの入れ歯みつかった?に似ててちょっとおもしろいで~すw」

31

あすか

 「凄いわかりづらい例えだよ、それ」

32

 「と、どうでも良い話を展開していたあすかたちの前に人影が立ちはだかる」

33

あすか

 「だれ?」

34

スペード

 「私の名はスペード!次世代・・以下略だ!」

35

あすか

 「じ・・以下略ですって!?」

36

エミー

 「もう何を言ってるのかわかませ~んw」

37

スペード

 「早速勝負してもらおうか!」

38

あすか

 「相変わらず強引ね!うけてたってあげるわ!ゲームはなに?」

39

スペード

 「ナムコのカイの冒険だ!」

40

エミー

 「ならあすかの手をわずらわせる必要はありませ~ん」

41

ゆきな

 「思考ゲームなら私の知識と」

42

エミー

 「私のテクニックでなんとでもなりま~す!」

43

スペード

 「だがタッグ戦ではないぞ!」

44

エミー

 「そんなのわかってま~す!ゆきなには後ろから指示してもらうだけで~す」

45

スペード

 「なら良かろう!だが二人がかりでも私には勝てんぞ!」

46

エミー

 「NES(ネス)はエミーにまかせなさ~い!」

47

ゆきな

 「思考ゲームは私が一番♪」

48

 「ゲームスタート!」

49

ゆきな

 「まずは鍵を取って上にある宝箱をとるのよ!」

50

エミー

 「OKで~す」

51

 「手際よくコントロールしていくエミー」

52

スペード

 「ほお・・なかなかやるようだな・・だが私はもっとすごいぞ!」

53

 「まったく無駄のない動きで追い上げるスペード!」

54

エミー

 「そんな!?あんな動きできるなんて!」

55

ゆきな

 「信じられないわ!」

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あすか

 「二人が押されるなんて!」

57

 「動揺した二人はコントロールミスや指示失敗を繰り返しゲームオーバーになってしまう」

58

あすか

 「強い・・」

59

スペード

 「どうした?・・・おくしたか?」

60

あすか

 「くっ!」

61

  「その時上空からFFと書かれたカードがスペードの足元に投げつけられた!」

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スペード

  「なに!?」

63

あすか

 「だれ!?」

64

 「カードを投げつけたのは一体何者か?期待を込めつつ次回へと続く!」

65

 「次回予告」

66

あすか

 「突如あすかたちの前に現れた男!敵か?味方か?次回、ファミコンクイーンあすか第二十一話「あすかの冒険?その2」あすか、ファミコンしちゃいま~す♪」