原作:がんきち
第二話「伝説の男」 1 N 「ファミコンを購入以来すっかりはまっているあすか。今日はインターネットでファミコンの情報を収集していた。」 2 あすか 「いろんなサイトがあるんだなぁ。ファミコンってすごい!・・・ん!?」 3 N 「何かを見つけたあすか。そこにはコントローラを血まみれで叩く一人の少年の写真が表示されていた。」 4 あすか 5 あすか 6 N 「その血まみれの少年に目を奪われるあすか。そこへいとこのたくやが部屋に入ってくる。」 7 たくや 「ファミコンロッキーとは懐かしいなぁ。」 8 あすか 「たくや兄ちゃん!?急に後ろでしゃべらないでよぉ!びっくりするじゃない!」 9 たくや 10 あすか 「たくや兄ちゃんこの人知ってるの?」 11 たくや 「ああ、昔、伝説のファミコンゲーマーと言われた男だ!」 12 あすか 「伝説の?」 13 たくや 「ファミコンブームが去ったと同時に姿を消してしまったけどね。多分俺と同じくらいの年齢だと思うぞ。」 14 あすか 15 たくや 「連射がすごくてな。たしか1秒間に50発打つことが出来たはずだよ。」 16 あすか 「50連射!?私だって25発が限度だよ?」 17 たくや 「25連射だぁ!?おまえ・・それ普通にすごいぞ?」 18 あすか そうなの?スターフォースのラリオスを倒すのに16発くらいは打てなきゃならないってきいて練習したら出来るようになったんだけど?」 19 たくや 「俺だってがんばって12〜3発がせいぜいなのに・・・」 20 たくやM 「ファミコン最近始めた女子高生に負けるとわ・・・とほほ(涙)」 21 あすか 22 たくや 「うう(涙)・・・ん?なっ、なんだ?」 23 あすか 24 たくや 「あたりまえよ!こっちはファミコン直撃世代でい!」 25 あすか 26 たくや 「まあかわいいいとこの為とあっちゃ教えないわけにはいかんな」 27 あすか 28 たくや 29 あすか 30 たくや 31 N 32 あすか 33 N 34 たくや 35 あすか 36 たくや 37 あすか 38 たくや 39 あすか 40 たくや 41 あすか 42 あすかM 43 N 44 N 45 あすか
登場人物
あすか♀(16歳)・・・良くも悪くも普通の女の子だったがファミコンとの出会いで次第にファミコン戦士へと成長していく
たくや♂(31歳)・・・あすかのいとこ。ファミコン直撃世代でありファミコンに関する知識は豊富。だがゲームの腕は人並み。あすかの良きアドバイザー。
N♂♀不問・・・文字通りナレーションww
「ファミコンロッキー?」
第二話「伝説の男」
「おっと!すまんすまん。」
「へぇ」
「ねえ、たくや兄ちゃん?」
「ファミコン詳しそうだね?」
「いろいろ教えてくれない?」
「やった〜♪たくや兄ちゃんだ〜い好き♪」
「うひゃ♪」
「で、スターフォースでのゴーデスの出し方なんだけどぉ?」
「いきなりマニアックだなぁ♪」
「やっと出番がきた・・・てか、マニアックな会話が続くためここはカットで・・・で、その夜」
「ファミコンロッキー・・・・あってみたいなぁ・・・そして戦ってみたい・・」
「まだ見ぬ伝説の男に想いを馳せるあすかであった・・・翌日」
「おはよう!あすか!」
「たくや兄ちゃん!」
「今度の日曜日にレトロファミコンゲーム大会があるらしいぞ!」
「ええ!?ほんと?」
「こんなんでうそついてどうするってwしかも都合がいいことに使用ゲームはスターフォースだ」
「わ〜♪出たい出たい♪」
「そう思って応募しといてやったよ」
「わ〜い♪」
「ゲーム大会に一杯出てうまくなって絶対ファミコンロッキーに会ってやるわ!」
「こうしてあすかがファミコンを武器に表舞台に姿をあらわすことになる!」
次回予告
「ついにファミコンの表舞台に姿をあらわす、あすか!しかしその前には強敵達が立ちふさがっていた!次回ファミコンクイーンあすか第三話「あすか出撃!」あすか!ファミコンしちゃいま〜す♪」