原作:がんきち


第二話「伝説の男」

登場人物
あすか♀(16歳)・・・良くも悪くも普通の女の子だったがファミコンとの出会いで次第にファミコン戦士へと成長していく

たくや♂(31歳)・・・あすかのいとこ。ファミコン直撃世代でありファミコンに関する知識は豊富。だがゲームの腕は人並み。あすかの良きアドバイザー。

N♂♀不問・・・文字通りナレーションww




 「ファミコンを購入以来すっかりはまっているあすか。今日はインターネットでファミコンの情報を収集していた。」

あすか

 「いろんなサイトがあるんだなぁ。ファミコンってすごい!・・・ん!?」

 「何かを見つけたあすか。そこにはコントローラを血まみれで叩く一人の少年の写真が表示されていた。」

あすか

 「ファミコンロッキー?」

あすか

 第二話「伝説の男」

 「その血まみれの少年に目を奪われるあすか。そこへいとこのたくやが部屋に入ってくる。」

たくや

 「ファミコンロッキーとは懐かしいなぁ。」

あすか

 「たくや兄ちゃん!?急に後ろでしゃべらないでよぉ!びっくりするじゃない!」

たくや

 「おっと!すまんすまん。」

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あすか

 「たくや兄ちゃんこの人知ってるの?」

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たくや

 「ああ、昔、伝説のファミコンゲーマーと言われた男だ!」

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あすか

 「伝説の?」

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たくや

 「ファミコンブームが去ったと同時に姿を消してしまったけどね。多分俺と同じくらいの年齢だと思うぞ。」

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あすか

 「へぇ」

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たくや

 「連射がすごくてな。たしか1秒間に50発打つことが出来たはずだよ。」

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あすか

 「50連射!?私だって25発が限度だよ?」

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たくや

 「25連射だぁ!?おまえ・・それ普通にすごいぞ?」

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あすか

 そうなの?スターフォースのラリオスを倒すのに16発くらいは打てなきゃならないってきいて練習したら出来るようになったんだけど?」

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たくや

 「俺だってがんばって12〜3発がせいぜいなのに・・・」

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たくやM

 「ファミコン最近始めた女子高生に負けるとわ・・・とほほ(涙)」

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あすか

 「ねえ、たくや兄ちゃん?」

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たくや

 「うう(涙)・・・ん?なっ、なんだ?」

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あすか

 「ファミコン詳しそうだね?」

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たくや

 「あたりまえよ!こっちはファミコン直撃世代でい!」

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あすか

 「いろいろ教えてくれない?」

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たくや

 「まあかわいいいとこの為とあっちゃ教えないわけにはいかんな」

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あすか

 「やった〜♪たくや兄ちゃんだ〜い好き♪」

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たくや

 「うひゃ♪」

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あすか

 「で、スターフォースでのゴーデスの出し方なんだけどぉ?」

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たくや

 「いきなりマニアックだなぁ♪」

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 「やっと出番がきた・・・てか、マニアックな会話が続くためここはカットで・・・で、その夜」

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あすか

 「ファミコンロッキー・・・・あってみたいなぁ・・・そして戦ってみたい・・」

33

 「まだ見ぬ伝説の男に想いを馳せるあすかであった・・・翌日」

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たくや

 「おはよう!あすか!」

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あすか

 「たくや兄ちゃん!」

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たくや

 「今度の日曜日にレトロファミコンゲーム大会があるらしいぞ!」

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あすか

 「ええ!?ほんと?」

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たくや

 「こんなんでうそついてどうするってwしかも都合がいいことに使用ゲームはスターフォースだ」

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あすか

 「わ〜♪出たい出たい♪」

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たくや

 「そう思って応募しといてやったよ」

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あすか

 「わ〜い♪」

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あすかM

 「ゲーム大会に一杯出てうまくなって絶対ファミコンロッキーに会ってやるわ!」

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 「こうしてあすかがファミコンを武器に表舞台に姿をあらわすことになる!」

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 次回予告

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あすか

 「ついにファミコンの表舞台に姿をあらわす、あすか!しかしその前には強敵達が立ちふさがっていた!次回ファミコンクイーンあすか第三話「あすか出撃!」あすか!ファミコンしちゃいま〜す♪」