第十三話「激突!あすか対ゆきな!その3」 あすか♀(16歳)・・・良くも悪くも普通の女の子だったがファミコンとの出会いで次第にファミコン戦士へと成長していく 1 N 「ちょっとしたミスでどんどんゆきなに離されていくあすか・・」 2 あすか 「くぅ・・ゆきな凄いよ」 3 ゆきな 「ここで油断しちゃいけない・・冷静に冷静に・・」 4 あすか 第13話「激突!あすか対ゆきな!その3」 5 たくや 「あすかにとってはかなりつらい展開だな・・アイテムをとらなくてもクリアできないことはないが展開がかなり厳しくなる・・・アイテムをとっているゆきなちゃんはかなり優位にゲームを進められる!」 6 エミー 「その調子で〜す!ゆきなぁ・・・やっぱりこのゲームを選んだのは正解でした。ゆきなも立派なファミコン戦士で〜す!」 7 ゆきな 「悪いけど・・あすか!勝たせてもらうね!」 8 N 「ゆきなはすでに50階、あすかは35階・・あすか絶体絶命!」 9 あすか 10 N 「そういうとあすかはゲーム拳、30連打を炸裂させる!」 11 あすか 「ゲーム拳!30連打ぁぁぁ!」 12 たくや 「だめだ!ドルアーガの塔では連射は無意味といっただろ!」 13 あすか 「でも・・私にはこれしかないの!いまはこうするしかない!」 14 エミー 15 ゆきな 「私・・あすかに勝っちゃうの?」 16 たくや 「ん!?なんだ!?」 17 N 「たくやがあすかのゲーム画面のちょっとした変化に気づく」 18 たくや 「画面の上のほうが光っている?」 19 あすか 「え?」 20 N 「すると突然画面が真っ白になる」 21 あすか 22 エミー 「まさか連射しすぎて壊れたのですか?」 23 たくや 24 あすか 「たくや兄ちゃん!一体なんなの?」 25 N 26 あすか 「どこなのここ?」 27 ゆきな 28 N 29 エミー 30 たくや 31 N 32 あすか 33 ゆきな 「ええ!?もしかして追い抜かれたの?」 34 たくや 「いや!明らかに通常の59階とは違う!まず何よりクオックスが出てこない」 35 エミー 36 ゆきな 37 N 38 たくや 39 あすか 40 N 41 たくや 42 あすか 43 たくや 44 あすか 45 たくや 「俺も噂でしか聞いたことがない!まさかほんとにそんざいしたとわ!」 46 あすか 47 ゆきな 48 エミー 49 ゆきな 50 あすか 51 N 52 あすか 53 たくや 54 あすか 55 N 56 ゆきな 57 N 58 エミー 59 ゆきな 60 N 61 たくや 62 N 63 たくや 64 エミー 65 N 66 あすか 67 たくや 68 あすか 69 たくや 70 N 71 たくや 72 ゆきな 73 エミー 74 たくや 75 ゆきな 76 あすか 77 ゆきな 78 N 79 あすか 80 エミー 81 ゆきな 82 たくや 83 あすか 84 ゆきな 85 たくや 86 エミー 87 N 88 あすか
登場人物
ゆきな♀(16歳)・・・あすかの親友。ゲーム好きだがゲームの面白さよりも登場キャラのイケメン目的という軟派ゲーマw
たくや♂(31歳)・・・あすかのいとこ。ファミコン直撃世代でありファミコンに関する知識は豊富。だがゲームの腕は人並み。あすかの良きアドバイザー。
エミー♀(16歳)・・・アメリカからやってきたファミコンチャンピオン。アメリカ版ファミコン「NES(ネス)」の名前をとってNES(ネス)クイーンと呼ばれている。
N♂♀不問・・・文字通りナレーションww
「このままじゃ・・・こうなったらだめ元で!」
「あすか!むだなことはやめなさ〜い!素直に負けを認めるので〜す!」
「なに!?なにが起こってるの?」
「違う!まさかこれは!?」
「するとあすかのドルアーガは見たこともないマップを表示した」
「どっ・・どうしたの?」
「ゲームに夢中になっていたため状況をうまく飲み込めていないゆきな」
「あすかのゲームがおかしなことになってま〜す!」
「ん?あれは!?」
「あすかのゲーム画面には最終ボスドルアーガの姿が・・」
「あれってボスだよね?」
「とにかくゆきなは冷静にゲームを続けてくださ〜い」
「うん!」
「あすかの画面では更なる変化が!なんと女神イシターがあらわれドルアーガを倒してしまった」
「そんなばかな!?」
「どうすればいいのよ?」
「するとイシターが突然あすかのギルに襲い掛かった!」
「これはまさか・・・噂に聞いたことがある・・イシターの試練!」
「イシターの試練?」
「ドルアーガの塔の物語はドルアーガによって石にされたカイを助け出すゲームだ!だが裏テーマでギルの騎士としての成長がテーマになってる。すべてはイシターが仕組んだギルを成長させるための試練・・」
「そんなのネットを調べてもみたことないよぉ(汗)」
「イシターの動きが速い!」
「あすか!だいじょうぶ?」
「ゆきな!他人の心配は無用で〜す!」
「でもぉ・・」
「私は大丈夫だよ!ゆきなも全力で戦って!」
「しかしイシターの攻撃にまったく手が出せないあすか」
「このゲームの真のテーマがギルの成長なら・・・いちかばちかやってみるしかない!」
「なにをするつもりだ!」
「ゲーム拳!天地逆転連射!」
「それはかつてあすかが使った逆立ちして連射する奥義だった!そしてそのままイシターに突撃!」
「イシターに攻撃したら下の階に戻されちゃうよ!・・・あっ!」
「あすかのプレーに気を取られたゆきなは思わず60階のイシターを攻撃してしまう!」
「ノ〜!1階にもどされてしまいま〜す!」
「・・負けだわ・・」
「この時点でゆきなの負けは確定的になった・・しかしなおもものすごい連射でイシターに突っ込むあすか」
「ここであすかも下の階に戻されたら勝負はわからない!」
「ついにあすかのギルがイシターに接触!しかし下の階に落とされることがなく画面がフラッシュ!」
「下の階に落とされない?どういうことだ!」
「しんじられませ〜ん」
「すると画面に英語でメッセージが現れる」
「なんて書いてあるの?」
「だから勉強はちゃんとしておけって言ってるだろ!」
「ごめんちゃい♪」
「よくこの秘密のステージをクリアできました!時に味方を攻撃する勇気も必要なのです。あなたは真のドルアーガの塔を攻略しました。さあカイがあなたを待っています・・クリアしたのか?」
「画面ではカイがあらわれスタッフロールが現れる」
「あすかの勝ちだ・・」
「やっぱりあすかはすごいよ!」
「ゆきなもよくがんばりました!」
「確かに!あすかをここまでおいこむとわ!見事だったよ!」
「ありがとう・・みんな(涙)」
「で、ゆきな!引っ越すってどういうことなの?」
「あのね・・今度、隣町に引っ越すのよ♪学校はそのまま♪てへ♪」
「あまりにべたな展開に全員でこける!」
「じゃあなんでそんな深刻に勝負なんてしてきたのよぉ」
「そうで〜す!あんなに深刻に私におねがいしてきたじゃないですかぁ!」
「だってぇ〜その方が物語り的にももりあがるかなぁ〜とおもってぇ」
「そんな理由で周りをこんなに巻き込むとわ・・恐るべし・・」
「で・でもよかったぁまた一緒にいられるんだね、ゆきな♪」
「もちろんよ♪私もやっぱりファミコン買おうっと♪」
「パワーのあすか、テクニックのエミー、そして・・・思考のゆきなちゃんか・・これは今後が楽しみだな・・」
「結果オーライってやつですか?」
次回予告
「次世代ゲーム機普及委員会からの新たな刺客(しきゃく)!あすかに襲い掛かる30連打!敵の正体は一体!次回ファミコンクイーンあすか、第14話「敵はあすか!」あすか、ファミコンしちゃいま〜す♪」