原作:がんきち
第十一話「激突!あすか対ゆきな」 あすか♀(16歳)・・・良くも悪くも普通の女の子だったがファミコンとの出会いで次第にファミコン戦士へと成長していく 1 ゆきな 「はあ・・・」 2 N 「何か物思いにふけるゆきな」 3 ゆきな 「あすかにいわなきゃ・・」 4 あすか 第十一話「激突!あすか対ゆきな!」 5 N 「今日も仲良く学校から下校する、あすか、ゆきな、エミー」 6 ゆきな 「私も2人みたくファミコンがうまかったらなぁ」 7 あすか 「ゆきなだってゲーム上手じゃない」 8 エミー 「今、私達の年代でファミコンしてる人は少ないですからゆきなも十分上手で〜す」 9 ゆきな 10 あすか 「そんなことないってばぁ」 11 N 「そんなことをいってるうちに分かれ道に到達する」 12 エミー 「それじゃ私は途中までゆきなと帰りま〜す」 13 ゆきな 「またあしたね♪」 14 あすか 15 N 「家に帰っていくあすか・・・残ったエミーとゆきな」 16 ゆきな 「エミー、お願いがあるんだけど・・・」 17 エミー 「なんですか?」 18 ゆきな 「あのね・・私・・ごにょごにょ」 19 エミー 「ほんとですかぁ〜!?」 20 ゆきな 「それでね、ファミコンの特訓をして欲しいの!私・・・あすかと戦いたい!」 21 エミー 22 ゆきな 「覚悟してる!」 23 エミー 24 ゆきな 「グッドアイデア?」 25 エミー 26 N 「翌日・・学校」 27 あすか 28 ゆきな 29 あすか 30 ゆきな 31 あすか 32 エミー 33 あすか 「エミー!?二人とも一体どうしたの?」 34 ゆきな 「とにかくお願い!私の挑戦をうけて!」 35 エミー 36 N 37 あすか 38 ゆきな 39 エミー 40 あすか 41 ゆきな 42 エミー 43 N 44 たくや 45 あすか 「どういうこと?」 46 たくや 47 あすか 48 たくや 49 あすか 50 たくや 51 あすか 52 N 53 N 54 あすか
登場人物
ゆきな♀(16歳)・・・あすかの親友。ゲーム好きだがゲームの面白さよりも登場キャラのイケメン目的という軟派ゲーマw
たくや♂(31歳)・・・あすかのいとこ。ファミコン直撃世代でありファミコンに関する知識は豊富。だがゲームの腕は人並み。あすかの良きアドバイザー。
エミー♀(16歳)・・・アメリカからやってきたファミコンチャンピオン。アメリカ版ファミコン「NES(ネス)」の名前をとってNES(ネス)クイーンと呼ばれている。
N♂♀不問・・・文字通りナレーションww
「二人に言われると皮肉っぽく聞こえるよ」
「うん!バイバイ♪」
「そういう理由なら仕方ありませ〜ん。ただし私の特訓はきびしいですよ?」
「あすかに勝つには並大抵の努力では無理で〜す!だから私はグッドアイデアを思いつきました」
「それはおいおいわかっていきま〜す!」
「おはよう♪」
「おはよう・・・あすか、あのね・・・お願いがあるの」
「どうしたの?急にあらたまって」
「私と・・・私とファミコンで戦って欲しいの!」
「え〜!?急にどうして?」
「理由はいえませ〜ん!とにかくあなたはゆきなと戦いなさ〜い!」
「挑戦をうけなさ〜い!」
「二人の気迫に押されるあすか」
「わっ・・わかったよぉ・・うけるよ」
「ありがとう、あすか!」
「対戦ゲームはドルアーガの塔で〜す!」
「私それやったことない・・・」
「私だってやったことないよ・・だからいいの」
「ルールはどちらが先に最終面の60ステージにいけるかで〜す!勝負は今度の日曜日におこないま〜す!」
「その夜・・遊びにきたたくやと作戦会議をするあすか」
「なるほど・・しかしゲーム選定をしたのがゆきなちゃんかエミーかわからないが考えたな」
「お互いにやったことのないゲームというのもあるがあすかはある程度のゲームはやったことがなくても連射で何とかできる。だがドルアーガはそうはいかない。アクションゲームではあるがRPGの要素が大きい!連射などまったく役に立たないんだ」
「ええ〜!?」
「反射神経や連射力なんかより宝箱をいかに出すかに重点がおかれた思考型(しこうがた)ゲームだからな。あすかもこれからみっちり全60階までの宝物の出し方をみっちり頭に叩き込まなきゃならんぞ!」
「ふあ〜(汗)頭使うのにがてだぁ〜(涙)」
「あっちはエミーがついてる!かなり厳しい戦いになるぞ!特訓開始だ!」
「う、うん・・がんばる(汗)」
「こうして親友ゆきなとの対決に向けて飛鳥の特訓は始まった!そして日曜日、ついにゆきなとの対決の日はきた!」
次回予告
「親友ゆきなとの戦いに苦戦するあすか・・・ゆきなの堅実な戦い振りにあすかは・・・次回ファミコンクイーン第十二話「激突!あすか対ゆきな!その2」あすかファミコンしちゃいま〜す♪」