第3部

原作:がんきち


第百七話「スタートボタン!」

登場人物

あすか♀(22歳)・・・かつてファミコンクイーンと呼ばれた伝説のファミコン戦士。現在はファミコンの普及と新たなるファミコンクイーン発掘を目的としたファミコン普及委員会のエージェント。腕の手術をして再び現役復帰!

マリア♀(17歳)・・・新たなるファミコンクイーン。あすかの50連打を超える70連打「旋風連弾K(せんぷうれんだんケー)」を必殺技にもつ。

けんじ♂(23歳)・・・新生ファミコン普及委員会委員長。なぜ委員長になったか本人もわからないw。相変わらずあすかのしりにひかれているw。

N♂♀不問・・・文字通りナレーションww


1 N 「平和の中、ファミコンを楽しむあすか達」

2 マリア 「あすかさん、右から敵が!」

3 あすか 「任せておいて!えい!えい!」

4 けんじ 「ちょっと動きが鈍ってないか?あすか」

5 あすか 「そんなことないわよ!まだまだマリアちゃん達には負けないんだから!」

6 マリア 「そうですよ。あすかさんはいつまでも私のあこがれなんですから」

7 けんじ 「ん〜」

8 マリア 「けんじさんどうしたんですか?」

9 けんじ 「あすか・・後で話がある」

10 あすか 「なに?」

11 けんじ 「あとで委員長室に来てくれ」

12 あすか 「わかったわ」

13 マリア 「第百七話「スタートボタン!」」

14 N 「委員長室にはいるあすか」

15 あすか 「けんじどうしたの?」

16 けんじ 「あすか、これから話すことはファミコン普及委員会の委員長としてだ。ちゃんと話を聞いてくれよ?」

17 あすか 「なによ?改まって」

18 けんじ 「おまえは手術も成功して腕の具合は良くなったがそれでもほかの体の部分はもうぼろぼろだろ?」

19 あすか 「そんなことないわよ!」

20 けんじ 「おれだって数多くのファミコン戦士の戦いをみてきたんだ、おまえの実力だって知り尽くしてる・・・おまえ自身が自分の体の調子をわかってるはずだ・・」

21 あすか 「・・・・」

22 けんじ 「無理にファミコンクイーンとして前に出ないで後ろで少し休んだらどうだ?」

23 あすか 「私はまだやれるわ!」

24 けんじ 「もうすでにマリアちゃんっていう後継者もいるんだ、無理する必要はない!」

25 あすか 「少し考えさせて・・・」

26 N 「翌日」

27 マリア 「昨日はなんの話だったんですか?」

28 あすか 「たいした話じゃないわよw」

29 マリア 「なんか昨日の帰り際、すごく思いこんだ顔をしてたから・・・」

30 あすか 「大丈夫大丈夫♪」

31 マリア 「ならいいんですけど・・」

32 N 「そこへけんじがやってくる」

33 けんじ 「二人とも、今日の議題にはいろう」

34 マリア 「はーい♪」

35 あすか 「ええ」

36 けんじ 「これまで我々はファミコンを巡っていろんな相手と戦ってきた、その中でもサイボーグ達との戦いは熾烈を極めた」

37 あすか 「そうね・・」

38 けんじ 「我々にはまだ謎を解かなければいけないことがある」

39 マリア 「なぜサイボーグが私たちをねらうのか・・・」

40 けんじ 「そうだ・・純粋にファミコンクイーンと戦うという目的を持ったエースは別としても次世代機普及委員会、ジョーカー、エレクトロカントリー、数多くのサイボーグが俺たちに襲いかかってきたんだ・・・そのことについて少しはなすのもいいことじゃないかな?」

41 あすか 「サイボーグってことはプログラムで動いてるって事よね?」

42 けんじ 「プログラムに我々をねらうという事が書かれているのは間違いないだろう・・だがそれぞれ別の組織がなぜ申し合わせたようにファミコンをつぶすようなプログラムを組まれているのか・・」

43 マリア 「たしかにおかしいですね」

44 あすか 「たまたまとか?」

45 けんじ 「偶然にしちゃできすぎてるぜ?今後の委員会のテーマになると思うんだ。」

46 あすか 「確かにこの問題を解決しない限りいくらでもサイボーグが私たちの妨害をしてくる可能性があるわね」

47 マリア 「サイボーグとファミコン普及委員会・・・いったいどんな関係が・・・」

48 けんじ 「まぁこれからゆっくり考えていこう!今日はここまで!」

49 あすか 「そういえばマリアちゃん!」

50 マリア 「なんですか?」

51 あすか 「こうた君とは連絡とってるの?」

52 マリア 「きゅっ、急になんですかいったい!(汗)」

53 あすか 「こうた君が急に引っ越してエレクトロカントリーとの戦い以来あってないんでしょ?」

54 マリア 「メールとかはしてますけど・・」

55 けんじ 「で、告白とかしたのかい?」

56 マリア 「そんな関係じゃないです!」

57 あすか 「もう・・素直じゃないんだからw」

58 マリア 「私よりお二人はどうなんですか!」

59 けんじ 「はぁ!?」

60 あすか 「なんでけんじと私なのよ!」

61 マリア 「だって仲いいじゃないですかぁ」

62 けんじ 「寒気がしてきた・・・俺帰って寝る・・・」

63 あすか 「わたしも・・・」

64 N 「部屋を出て行くあすかとけんじ」

65 マリア 「全く素直じゃないんだからw」

66 N 「新たな謎を解明するためファミコンクイーン達が三度動き出す!」

67 N 「次回予告!」

68 マリア 「普及委員会の前に現れる新たな刺客!再びサイボーグとの戦いに突入するファミコンクイーン達!委員会をねらうサイボーグの謎とは?次回「ファミコンクイーンあすか第百八話「サイボーグ!」次回もファミコンで燃えちゃうぞ♪」


第3部を書き直します。
いよいよファミコンクイーンあすか最終シリーズとなります。
ご期待ください!