第2部

原作:がんきち


第百六話「戦いの後に・・・・」

登場人物

あすか♀(21歳)・エース♂(16歳)・・・かつてファミコンクイーンと呼ばれた伝説のファミコン戦士。現在はファミコンの普及と新たなるファミコンクイーン発掘を目的としたファミコン普及委員会のエージェント。
エースは次世代ゲーム機普及委員会四天王の一人。かつてあすかと激闘を繰り広げた最大のライバル。16歳の頃のあすかそっくりなサイボーグ。
※あすかとエースはかぶりです

マリア♀(16歳)・・・新たなるファミコンクイーンの資質をもった女の子。あすかの必殺技ゲーム拳50連打をみようみまねで覚えるなど天才ぶりを発揮する。

けんじ♂(22歳)・・・ファミコン普及委員会のエージェント。あすかのパートナー。結構お調子者であすかの尻にひかれている。

ゆうき♂(37歳)・・・伝説のファミコンゲーマー。現在はファミコン普及委員会アメリカ支部に所属している。すべてのファミコンゲーマー憧れの的。

ゆきな♀(21歳)・・・あすかの同級生だった。思考ゲームを得意とする。現在アメリカへ留学中。エミーの家にホームステイしている。

エミー♀(21歳)・・・あすかの同級生だった。テクニックはあすかをも越える。現在はアメリカに戻りファミコン普及委員会に所属している。エセ外人のようなしゃべり方をしているw

こうた♂(16歳)・・・マリアのライバルになるかもしれない男?wマリアのパートナー気取り。

とし♂(16歳)・・・マリアの同級生。プレステ学生チャンピオンの肩書きを持っている。実はマリアと相思相愛だがお互い想いを伝えられないwなぞめいた部分を持っている

N♂♀不問・・・文字通りナレーションww


1 N N 「次世代との戦いを終えたマリア達。あすか達の待つ病院へ向かう」

2 ゆうき 「ファミコン戦士たちの勝利だな」

3 マリア 「みんな無事だったしよかった♪」

4 ゆうき 「さあ病院に着いたぞ」

5 N 「病院へ入るマリア達・・そこには沈痛な顔をしたエミーとゆきなが」

6 ゆうき 「どうした?」

7 マリア 「まさかけんじさんかこうたが・・・」

8 エミー 「残念で〜す」

9 ゆきな 「あのね・・・」

10 エミー 「次世代壊滅・・・」

11 ゆきな 「おめでと〜♪」

12 マリア 「え!?」

13 エミー 「みんな怪我をしてますけどピンピンしてま〜す♪」

14 ゆきな 「びっくりさせようとおもって♪」

15 ゆうき 「こら!心臓に悪いだろうが!」

16 マリア 「よかった・・(ほっ)」

17 N 「病室」

18 マリア 「けんじさん大丈夫ですか?」

19 けんじ 「ああ、全然だいじょうぶさ!」

20 あすか 「こいつ入院中腕立てふせとかやって看護婦さんに怒られてたらしいわw」

21 けんじ 「体力が落ちたら連射も鈍るからな」

22 あすか 「そんなにゲームがうまいことよくも私にだまってたわね・・・」

23 けんじ 「あっ!いや・・その・・・やっぱり脳ある鷹は爪隠すっていうか・・」

24 あすか 「じゃあ私は脳がないってわけね?」

25 けんじ 「誰もそんなこといってないって!」

26 N 「あすかがけんじの怪我をしてる横っ腹を軽く殴る」

27 けんじ 「ぎゃ〜!?」

28 マリア 「みんな元気でよかった♪」

29 こうた 「あの・・・」

30 マリア 「ん?」

31 こうた 「俺のことは心配してくれないわけ?」

32 マリア 「ばっ!?ばか!誰があんたなんか・・・(///)すぐに元気になるくせに・・」

33 こうた 「元気が俺のトレードマークってか!w」

34 マリア 「こうた・・」

35 こうた 「マリア・・あのな・・」

36 マリア 「うん・・」

37 N 「その光景をジーっとみつめる一同」

38 マリア 「!?」

39 こうた 「うえ!?」

40 ゆうき 「続きは?」

41 エミー 「たのしみで〜す♪」

43 ゆきな 「わくわく♪」

44 けんじ 「若いっていいねぇ」

45 あすか 「みんなからかわないの!」

46 N 「笑い声が病室を包む・・その夜・・病院のベランダ」

47 あすか 「私・・腕を手術するわ」

48 マリア 「え!?」

49 あすか 「もっとゲームしたいもんね♪まだまだあなたにはまけないわよ?」

50 マリア 「あすかさんが入院してる間にあすかさんを超えちゃいますよ?」

51 あすか 「そうなったらうれしいような悔しいような・・?w」

52 マリア 「あすかさんがまたゲームできるのをずっと待ってますから・・」

53 あすか 「うん♪さあ明日はゆうきさん、エミー、ゆきながアメリカに帰る日だからね。今日は早く寝て明日見送ろうね♪」

54 マリア 「はい!」

55 N 「その頃次世代本部の跡地」

56 エース 「ソリティア・・」

57 とし 「ソリティアがお前を助けたか・・」

58 エース 「ああ・・」

59 とし 「そしておれがそのお前に助けられたと・・」

60 エース 「だがこれでまたあすかと戦える・・」

61 とし 「手術するらしいからな・・・しかしこれからマリアさんは大変だな・・この次世代を壊滅させたことは多くのファミコン戦士達に知られるだろう・・・これからも多くのファミコン戦士がマリアさんに襲い掛かる・・」

62 エース 「それが・・・・ファミコンクイーンの宿命!」

63 N 「第二部完結。次回予告」

64 マリア 「次世代壊滅から一年。ファミコンを楽しむマリアとあすか。その前に新たなる刺客が現れる!いよいよ最終シリーズ第3部スタート!次回ファミコンクイーンあすか百七話「スタートボタン!」まだまだファミコンで燃えちゃうんだから♪」


ということでシリアス路線を突っ走った第2部も終了ですw
次回からいよいよ最終シリーズとなる第3部が始まります^^
原点回帰のギャグ路線で登場です。おたのしみに^^