第百一話「インパクト!」
登場人物
あすか♀(21歳)・・・かつてファミコンクイーンと呼ばれた伝説のファミコン戦士。現在はファミコンの普及と新たなるファミコンクイーン発掘を目的としたファミコン普及委員会のエージェント。 |
1 N 「委員長室の前に到着するマリア達」
2 ゆうき 「さあ!中へ入ろう!」
3 マリア 「はい!」
4 あすか 「はい!」
5 N 「中へ入るマリア達、そこには怪我をし、ぼろぼろになったエドワードが・・」
6 マリア 「エドワードさん!?」
7 エドワード 「マリア君・・・委員長が・・・」
8 あすか 「しっかりしてエドワード!」
9 ゆうき 「委員会は完全に機能を麻痺してるな・・」
10 エドワード 「私は、委員長の行動がおかしいことに気づいて極秘に調査していたんだ・・だが奴はそれに気が付き私に襲い掛かった・・奴の強さは半端ではない・・恐ろしいゲームの腕だ」
11 あすか 「勝負したのね・・」
12 エドワード 「私も委員会の門番と言われた男だ・・腕には自信があった・・しかし私は何もできずにあっさりとやられてしまった・・その後はサイボーグたちが現れて私はこのありさまだよ・・」
13 マリア 「ひどいわ・・ファミコン勝負は純粋にゲームで勝負するものよ!」
14 ゆうき 「どうやらあいつらにはそんな奇麗事は通用しないようだな・・」
15 あすか 「それで委員長は?」
16 エドワード 「わからん・・逃げたか・・」
17 委員長 「私が逃げる?馬鹿を言うな!」
18 マリア 「委員長!」
19 委員長 「ようこそ!われら次世代ゲーム委員会へ・・」
20 あすか 「なにをいってるんですか!」
21 マリア 「委員長!あなたは総統にだまされているんです!」
22 委員長 「だまされている?ふふふふふ・・・」
24 ゆうき 「何がおかしい!」
25 委員長 「私は最初から次世代だよ・・偉大なる総統によって作られたサイボーグ・・」
26 N 「眼が赤く光る委員長」
27 あすか 「委員長!?」
28 マリア 「そんな・・」
29 委員長 「私がファミコン普及委員会を作ったのは邪魔なファミコン戦士どもを一同に集め一気に潰すためだった・・だがお前たちによってその計画は失敗した・・よって我々の計画は次なる作戦を実行する・・」
30 ゆうき 「次なる作戦?」
31 委員長 「その内容を言う必要はない!おまえたちはまとめてファミコンができなくなるのだからな!」
32 N 「すると委員長はゲームソフトを取り出す!」
33 委員長 「これによってお前たちのファミコン戦士としての人生は終わるのだ!」
34 N 「委員長はハイパーオリンピックを取り出した!」
35 ゆうき 「ちまよったか?連射系ゲームで俺たちに勝とうというのか?」
36 委員長 「連射系ゲームだからこそお前たちに勝てるのだよ!」
37 あすか 「どういうこと!?」
38 委員長 「お前たちの連射速度は長くは持たない!これは過去の次世代との戦いで証明済みだ!だが我々サイボーグたちも無理な連射をすればオーバーヒートを起こしてしまう。しかし同じ速度で連射をしてそれが長くなればなるほどおまえたちは体力を無くしていく・・・」
39 ゆうき 「・・・」
40 委員長 「つまり長時間の連射勝負になれば我々の方が有利なのだよ!わざわざお前たちよりもはやい連射をする必要もない・・」
41 マリア 「確かに・・・」
42 委員長 「いままで私の為に動いてくれた礼だ・・3人が交代でやるがいい!もっともこのソフトは100メーターではなく100キロメートルだがね・・・」
43 マリア 「100キロメートル!?」
44 ゆうき 「たとえ何キロでもやるしかないぜ!」
45 あすか 「ええ!」
46 ゆうき 「俺とマリアちゃんが50連打、あすかが30連打と40連打を少しづつ・・・正直かなりふりだがやるしかないんだ!」
47 マリア 「はい!」
50 委員長 「ふふふふ・・私は常に50連打を維持する・・・あすかがいるためにおまえたちは出遅れる・・そうなればお前たちが私に追いつける可能性はないぞ・・」
51 あすか 「くっ・・・」
52 ゆうき 「気にするなあすか!奴の心理的攻撃だ!」
53 あすか 「はい・・」
54 委員長 「ではまいろうか!」
55 N 「次回予告」
56 マリア 「委員長との戦いが始まる!あすかが50連打を使えずだんだん追い詰められていくマリア達・・奇跡は起きるのか?次回ファミコンクイーンあすか百二話「ゼロパーセント!」次回もファミコンで燃えちゃうぞ♪」